車の故障の原因は様々であり、故障箇所なども車ごとに異なります。車が故障してしまうと修理が必要となり、場合によっては買い替えをしなければならないこともあるため、買うのなら故障しにくい車を選びたいですよね。
ここでは、故障しにくい車をランキング形式で発表します。故障しにくい車とはどのようなものかを知り、車の購入に役立ててみてください。
日本車には日本自動車耐久品質調査がある
日本車は品質が良く高性能な車が多いため、海外では故障しにくいという理由から人気が高いです。そんな日本車の中でもどの車が故障しにくいのかを知るためには、日本自動車耐久品質調査の結果を参考にすることをおすすめします。この耐久品質調査は、情報の出どころもしっかりしており結果の信用度も高いため、本当に故障しにくい車を購入するためには欠かせない情報であると言えます。
調査は毎年行われ公表されている
VDSと呼ばれる耐久品質調査は世界各国で毎年行われており、日本以外の国も対象です。VDSの結果は公表されているため、誰でも閲覧することができます。また、VDSは2020年で6回目であり、全14ブランドが調査の対象となるので、様々な車の情報を知ることができます。
審査項目は8分野に分かれている
VDSの審査項目は下記の8分野に分かれています。
審査項目
- 外装
- 走行性能
- 装備品
- オーディオ
- シート
- 空調
- 内装
- エンジン
装備品の審査はさらに細かく、コントロールディスプレイなども審査項目に含まれています。
オーディオはコミュニケーション、エンターテインメント、ナビゲーションなどの観点からも評価されるなど、細かい点までチェックの対象となっています。
対象は購入後37~54カ月経過したユーザー
VDSは、車を購入してから37~54カ月経過したユーザーに対して行っている聞き取り調査によって審査を行っています。実際に車を使用している中での不具合の有無がチェックされており、ユーザー目線での評価になっているため、結果も共感しやすいでしょう。 すでに車を購入しているのであれば、自分も評価の対象になる可能性もあり、情報の信用度は高いと言えます。
2020年の回答者数は19,488人
VDSの2017年の回答者数は19,488人であり、聞き取り対象の数が非常に多いため、情報の信用性も抜群です。VDSは耐久品質調査であるだけではなく、顧客満足度調査の側面も持ち合わせているため、調査で高い評価を得ている車ほど、利用満足度の高い車と言えるでしょう。
国内では国産メーカーの車が上位を占めている
VDSの評価の対象となっているのは、国産車だけに限りません。外車も評価の対象となり、同じ項目、基準で評価されています。外車は高級車モデルも多く、国内における人気も高いですが、日本の調査結果では国産メーカーの車が上位を占めています。 これは国内だから国産メーカーが有利になっているというだけではなく、日本車の性能が高いことの証明だと言えるでしょう。もちろん、国内での調査結果では国内メーカーの絶対数が多いため有利な状況にはありますが、それでも品質が優れているのは紛れもない事実です。国産車ではどんな車が上位にランクインしているのかを知り、新車の購入に役立てましょう。
2020年の1位は1ポイント差でダイハツ
2020年国内の1位は、ダイハツです。ダイハツは今年、初のNo.1ブランドの受賞となりました。2位のレクサス、トヨタとはわずか1ポイント差で、54ポイントと好成績で1位にランクインしています。54ポイントは不具合指摘件数であり、これが低いほどユーザーからの満足度が高いことを表しています。
過去の1位は2015~16年はレクサス、2017年はトヨタ、2018~2019年がレクサスでした。
2位が同率でレクサス、トヨタ
2位は同じく55ポイントでレクサス、トヨタでした。レクサスとトヨタはこれまで1位を争い合っていたメーカーであり、今回も上位にランクインしています。4位は58ポイントでスズキ、5位が61ポイントでホンダと続いています。ここからスバル、三菱が続き、次にドイツ車であるアウディがランクインしています。アウディは日本だけでなく全世界で人気の高い車であり、性能も優れているドイツ車であると言えるでしょう。
車の買い替えを検討の場合
今の車を処分して、新車への買い替えを検討の場合は、今の車を高く売る事でトータルコストを抑える事が可能となります。そこで必要になるのは車の売り先を海外販路持ちの業者にする事です。
近年の傾向として日本で出た中古車は国内ではなく海外で売った方が高値になる事が多く、それに伴い輸出販路のある業者での買取額が上昇傾向にあるのです。 なので、もし車を売る場合は、海外販路持ちのカーネクストをご利用いただき、少しでも高値で売っていただければと思います。
アメリカにおける自動車耐久品質調査
VDSは世界各国でおこなわれており、アメリカも調査の対象となっています。アメリカでの調査も評価の項目や方法は日本と同じであるため、情報に信頼性があると言えるでしょう。日本国内だけでなく世界での車の評価を知ることで、世界基準での本当に故障しにくい車がどの車なのか分かります。アメリカでの調査結果も確認しておきましょう。
レクサスが8年連続の1位だったが…
アメリカのVDSは、2019年前レクサスが8年連続で1位でした。北米初の日本車であるレクサスですが、アメリカでも身近な車となっています。8年連続で1位を獲得できるということはそれだけ高性能であるという証拠であり、日本でも高順位を維持し続けているため、レクサスは信頼できる自動車メーカーだと言えます。
しかし、今年は韓国のヒュンダイ自動車傘下の高級車ブランド「ジェネシス」が89ポイントで1位となり、レクサスは100ポイントで2位でした。ここから3位がビュイック、4位がポルシェ、5位がトヨタと続いています。
アメリカでのトヨタの順位は?
アメリカのVDSで高順位を維持し続けているレクサスですが、トヨタはどうなのでしょうか。トヨタは2016年が4位、2017年が3位、2018年が2位、2019年が3位で2020年は5位となっています。トヨタも比較的高順位を維持し続けており、日本での順位も高いままなので信頼できるメーカーであると言えます。アメリカのVDSで次にランクインしている日本車はマツダで、順位は11位となっています。
顧客満足度調査を考慮して故障しにくい車を選ぼう
車によって品質は異なるため、故障しにくい車を購入するには、顧客満足度などを参考にして選ぶことが大切です。VDSの品質調査の結果は公表されているため、新車を購入する際に役立てることで、本当に故障しにくい車を選ぶことができます。
また、車の乗り換えを考えている場合は、今乗っている車をディーラーに下取りに出したり、廃車として買い取ってもらうよりも、中古車買取業者に買い取ってもらうことでお得に乗り換えを行うことができます。中古車買取業者の中でも、海外への販路を持っている車買取業者であればより高値が付きやすいため、そういった業者を選ぶことをおすすめします。
カーネクストは海外への独自の販路を持ち、古い車や故障した車などの買取も行っています。査定フォームから気軽に査定額を知ることができるので、ぜひ一度査定額を確認してみてください。
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